シバサシとイチハナナリアートプロジェクト
今年のイチハナナリアートプロジェクトは、、
作家さんと地域の方との考え方の相違による問題発生。
というニュースが先行してしまってチト残念。
「島」の中にアートを配置し、
外から人々を呼び込み活性化させるというイチハナナリアートプロジェクトは、アートを通して普段訪れる事が無かったと思う場所へ導いてくれたり、、
色々な作家さんの作品が見れるので、、
とてもよい試みだと思ってて、毎年通ってます。
昨年までの会期は9月~10月くらいの開催で
ちょうど、沖縄の伝統行事の「シバサシ」の時期と重なってる会期でした。
「シバサシ」は、
超ざっくり言うと
旧暦の8月10日頃に「ススキと桑の葉」や「ススキ」を束ねたサンを屋敷の隅に置いて結界を作り、外から入ってくるマジムンをシャットアウトする。という風習です。
ここ数年、イチハナナリアートプロジェクトで島々を訪れると、そのシバサシの時期にあたるので、島の中を歩いていると屋敷の敷地の四隅や塀にはサンが置かれてのを良く見かけました。
昨年のシバサシのサン@浜比嘉島
なんだか、「島」という本来クローズな生活環境の中に島外から沢山の人々が入ってくるのを、
このシバサシで防御してるのか、、、
外界からの侵入者の僕らもマジムンと思われてるかもね、、
と、複雑な思いになりました(勝手に)
で、、
今年のイチハナナリアートプロジェクトの開催は
平成29年11月18日(土)〜12月3日(日)
でシバサシの時期とはズレてます。
結界が張られてないので、、色々思惑が島内に侵入してしまったのかも、、と勝手な妄想です。
ごめんなさい。
本日から開催のイチハナナリアートプロジェクト。
時間作って行ってきます。
http://www.city.uruma.lg.jp/sp/iina/2396/3891
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